日本の社債保証コスト、過去最高に上昇-景気悪化で企業破たん増懸念

18日のクレジット・デフォルト スワップ(CDS)市場で、日本企業の社債保証コストが過去最高に上 昇した。景気が悪化するなか、企業の破たんが増えるとの懸念が広がっ た。

バークレイズ・キャピタルによれば、投資適格級の日本企業50 社の社債を基にしたマークイットiTraxx日本指数のスプレッドは 日本時間午前9時50分現在、15ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇の585bp。CMAデータビジョンによれば、月初から の上げは200bpを超えている。

UBS証券のクレジット調査責任者、後藤文人氏は、リスク回避 の動きが強まっていると指摘。投資家は、景気回復のタイミングを計る よりも下振れリスクを減らすことを意識していると分析した。

中川昭一財務相兼金融担当相は17日夕、7カ国財務相・中央銀 行総裁会議(G7)閉幕後にもうろうとした状態で記者会見を行った責 任を取って辞任。また16日に発表された昨年10-12月期の国内総生 産(GDP)1次速報値は、前期比年率で12.7%減となった。

ICAPによれば、50の投資適格級発行体で構成するマークイ ットiTraxxアジア(日本除く)指数のスプレッドは香港時間午前 9時10分(日本時間同10時10分)現在、10bp上昇の445bp。 シティグループによれば、同オーストラリア指数はシドニー時間午前 11時42分(日本時間同9時42分)現在、15bp上げて360bp。

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