英バークレイズ:米北東部のCO2排出権を店頭取引-コスト削減狙う

:英銀3位のバークレイズは17日、 米北東部の10州でつくる「地域温暖化ガス防止イニシアチブ(RGG I)」が発行した排出権を、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)や欧 州気候取引所(ECX)などの規制された取引所を通すことなく取引し ていることを明らかにした。

RGGIにはニューヨーク州やニュージャージー州など10州が加 盟。バークレイズの米国排出権取引担当バイスプレジデント、ジェーム ズ・マッキントッシュ氏は、同社が店頭取引のため排出権先物を開発し たことにより、投資家や電力会社は取引所で清算される取引コストを回 避することができるとしている。

RGGIが導入するキャップ・アンド・トレード方式では、化石燃 料を利用する電力会社は二酸化炭素(CO2)の排出量に応じて排出権を 購入する必要がある。マッキントッシュ氏によると、バークレイズは発 電所運営会社の米カルパインやカナダの銀行、ロイヤル・バンク・オブ・ カナダ(RBC)との取引を実行する際、新しい先物契約を利用した。

マッキントッシュ氏はインタビューで「この先物契約の導入により、 店頭市場がさらに着実に発展すると予想している。これまでのところ、 米国の排出権市場は発展段階にある」との見方を示した。

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