2月の英中銀:8対1で1%への利下げ決定-大幅利下げ主張も(2)

イングランド銀行は今月5日に開い た金融政策委員会(MPC)で、8対1で政策金利のレポ金利を0.5ポ イント引き下げ、1694年の創設以来で最低水準となる1%とすることを 決めた。メンバーのデービッド・ブランチフラワー氏は1ポイント利下 げを主張したが、英経済と銀行利益に打撃を与える恐れがあることから 大幅利下げを踏みとどまった。同行が18日公表した議事録で明らかに なった。

キング総裁ら9人から成るMPCの議事録によれば、0.5%への利 下げを求めたブランチフラワー氏は政策金利の「下限」への引き下げは 「遅滞なく」実施されるべきだと主張した。

ビーン副総裁は今週、イングランド銀が国債買い取りを開始する可 能性について明らかにした。議事録では、MPCメンバーが今月、いわ ゆる量的緩和について協議したことが示された。

議事録は、「追加利下げが十分なてこ入れとならなかった場合、M PCは代替政策を講じる必要がある」とし、「それゆえ、MPCは全会 一致で総裁が財務相に対し、国債やそれ以外の証券買い取り実施の権限 を求める書簡を送付することで合意した」と説明した。

景気急降下

議事録によれば、世界が「深刻で同期的な景気降下」を迎えている なか、英経済でも「大幅で継続的な調整が進んでいる」と指摘。当局者 は調整阻止を試みるべきではないが、インフレ率を2%の目標に維持す ることに努めるべきだとしている。

議事録は、ブランチフラワー氏が銀行業界に依存していない経済に 利下げ効果を与える別のやり方があると述べ、「歴史を見れば、利下げ が早過ぎることではなく遅過ぎることが政策の誤りとなっている」と説 明したとしている。

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