短期市場:翌日物横ばい、準預9兆円台続く-会合控えターム運用

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.11%前後で横ばいか。準備預金の積み上げ序盤だが、日本 銀行の潤沢な資金供給を背景に高水準の準備預金残高が維持され、 調達は落ち着いている。あすの金融政策決定会合ではターム(期 日)物金利対策が打ち出されるとみられており、年度末越えの無担 保コール取引では早めの運用に動く様子も見られる。

17日の翌日物の加重平均金利は0.3ベーシスポイント(bp) 低下の0.111%。地方銀行が0.11-0.12%で調達を始める一方、大 手銀行の調達は朝方から0.07-0.08%に低下した。足元の円転コス ト上昇を受けて、外国銀行から0.12-0.13%の調達が見られた。

13日以降の準備預金残高が9兆円台、当座預金残高は14兆円 前後の高水準で、翌日物の調達意欲が低下している。日銀は1月下 旬から国債買い現先オペと共通担保オペなどによる資金供給を増や し、レポ(現金担保付債券貸借)や短めのターム物の低下を促して いる。

レポは20日の国債発行日に受け渡しされる翌日物が0.14-

0.15%程度、無担保コール1-2週間物は0.15-0.16%程度と、 低位安定。年度内に期日を迎える本店共通担保オペ(期日3月11 日)の最低落札金利は0.16%、年度末越えの同オペ(期日5月14 日)は0.22%と、前回と横ばいだった。

一方、高止まりする3カ月TIBOR(東京銀行間貸出金利) などに対し、日銀はあすの決定会合で何らかの対策を打ち出すとみ られており、長めのターム物取引は様子見姿勢が強い。ただ、年度 末に向けて長めの資金供給を積極的に実施していく姿勢を打ち出す との見方も出ており、前日の無担保コール3カ月物では1%前後で 運用に動く様子も見られた。

金融調節の予想

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は 1000億円減の13兆9000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は2000億円減の9兆2000億円程度になる見込み。短資会社各社の 予想では、即日の金融調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)は4兆7200億円、積み終 了先は2兆7400億円となっている。

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