米トウモロコシ:3週間で最大の下げ、景気後退深刻化で-大豆も安い

シカゴ商品取引所(CBOT)では 17日、トウモロコシ相場が過去3週間で最大の下落率を示し、大豆相場 も昨年12月以来の安値まで下げた。欧州とアジアでリセッション(景気 後退)が深刻化し、食料や飼料向け穀物需要が減退している。

イタリアのローマで開かれた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G 7)後、14日に発表された共同声明では、世界経済の「厳しい」減速は 2009年の大半を通じ続くとの見通しが示された。商品19銘柄で構成す るロイター・ジェフリーズCRB指数は17日、02年6月以来の低水準 となった。ヒーティングオイル(暖房油)や原油、銅が軒並み7%以上 下落し、指数の下げを主導した。

アドバンテージ・トレーダーズ・グループ(シカゴ)の穀物ブロー カー、ダグ・バーグマン氏は「引き続き需要の軟調さが市場を圧倒して いる」と指摘。「米経済の問題は、結果的に他国が経験するかもしれない 問題に比べたら何でもない程度のものである可能性もある」との見方を 示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限終値は前週末比14.25セン ト(3.8%)安の1ブッシェル当たり3.59ドルと、1月27日以降で最大 の下落率を示した。大豆先物相場5月限は53.25セント(5.6%)安の同

9.045ドル。一時は9.005ドルと、中心限月としては昨年12月24日以 来の安値まで下げた。

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