商品のCRB指数:02年6月以来の低水準-原油や銅が下げ主導

商品相場は17日、2002年6月 以来の安値まで下げた。世界的なリセッション(景気後退)の深刻化と 原料需要がさらに減退する兆しが強まるなか、エネルギーや工業用金属 が下げを主導した。

商品19銘柄で構成するロイター・ジェフリーズCRB指数は同 日、6営業日続落し、昨年12月以降で最長の下落相場となった。一時 は203.25と、02年6月21日以来の低水準となった。年初来では 11%下げている。原油相場は一時8.2%下落し、銅相場は過去3カ月 で最大の下落率を示した。

ニューヨーク連銀が17日に発表した2月の同地区の製造業景況 指数は統計開始以来で最低となった。日本の08年10-12月(第4四 半期)の国内総生産(GDP)は前期比年率12.7%減と、減少率は 1974年以降で最大だった。欧米と日本が同時リセッションに陥ったた め、CRB指数の08年の年間下落率は36%と、50年前の導入以降、 最大となった。

ハンティントン・ファイナンシャル・アドバイザーズで155億ド ル相当の運用に携わるピーター・ソレンティーノ氏は「これらの経済統 計が発表され始め、大半の商品市場で残されていたいかなる希望も打ち 砕かれた」と指摘。「市場関係者は景気が上向き始めるのを待っている が、今年後半までそうなることはないだろう。それまでの間、感情的な 取引が続きそうだ」との見方を示した。

CRB指数終値は前週末比9.89ポイント(4.6%)低下し

203.25。1月は月間で4%下げ、7カ月連続の下落となった。

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