米アメックス株、10週間で最大の下げ-1月のローン延滞深刻化で

17日の米株式市場で、利用額で 米最大のクレジットカード会社アメリカン・エキスプレス(アメック ス)の株価が10週間で最大の下げとなった。1月のローン返済延滞が 深刻化したことが影響した。

アメックスの株価終値は前営業日比1.78ドル(11%)安の13.96 ドルと、1996年以来の安値となった。同社が米証券取引委員会(SE C)に提出した17日付の届出書によると、証券化されたローンのデフ ォルト(債務不履行)率が8.29%と、昨年12月の7%から上昇。ロ ーン返済の30日以上延滞の比率も5.28%(前月は4.86%)に悪化し た。

マッコーリー・キャピタルのアナリスト、ジョン・ウィリアムズ氏 (ニューヨーク在勤)は「これほど急ピッチで悪化することはないと予 想されていたが、実際は相当速いペースで状況が悪化している」とし、 「雇用が減れば、返済できる人も減る」と述べた。

1月の米失業率は7.6%と、1992年以来の高水準となった。消費 者のデフォルト急増を受けて貸倒引当金の積み増しを迫られ、クレジッ トカード債権を裏付けとする証券市場も機能不全に陥るなかで、アメッ クスは先月、資本増強を目的に33億9000万ドルの公的資金を受け入 れている。

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