かんぽ生命・渡辺氏:長期金利は3月末に1.4%に上昇も-需給懸念

日本郵政グループ傘下、かんぽ生命 保険運用企画部の運用計画課長、渡辺満也氏は、ブルームバーグ・ニュ ースとのインタビューで、長期金利は3月末には1.4%程度に上昇して いる可能性があるとの見方を示した。

かんぽ生命保険は、日本郵政公社の民営化に伴い2007年10月1日 に発足。総資産額は07年10月1日時点で約113兆7373億円。これまで 民間生保でトップだった日本生命を大きく上回る。渡辺氏のインタビュ ーは13日に行った。

長期金利の当面の見通しについて:

「長期、超長期債は利回りが低下しにくい展開になる。新発10年債 利回りは1%の大台を割り込むというよりは、基本的には現状よりも少 し上昇したところ、1.3%-1.4%程度で3月末を迎え、4月以降は1.3% -1.5%の水準が維持されるイメージだ」

「ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)の悪化は長期金利の 低下に必ずしも寄与することはないと考えている。多くのエコノミスト が主張するように需給要因では金利トレンドは生まれないとする考え方 にも違和感がある」

超長期債の需給について:

「当社を含めて、超長期債の負債を持っている投資家がデュレーシ ョン(償還期間)調整で長いほうを買うため、日本の超長期ゾーンの金 利が上昇しないとの見方をするアナリストなどがいるが、海外の利回り 曲線がスティープ(傾斜)化すれば、国内では年金基金を含めて、長い ところを持っている投資家は、海外で資産運用するメリットは高まる。 海外に資金が出て行き、超長期の需要が落ちることも考えられる」

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