日本の社債保証コストが過去最高に上昇-企業の収益見通し悪化で

17日のクレジット・デフォルト スワップ(CDS)市場で、日本企業の社債保証コストが過去最高に上 昇した。リセッション(景気後退)の深刻化で、企業の収益見通しが悪 化したことが背景。

BNPパリバによれば、投資適格級の日本企業50社の社債を基に したマークイットiTraxx日本指数のスプレッドは日本時間午前 10時45分現在、40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の560bp。同指数の集計が始まったのは2004年。

16日発表された昨年10-12月期の国内総生産(GDP)1次速 報値は前期比年率で12.7%減となった。また17日発表されたサービ ス産業の動向を示す第3次産業活動指数は、昨年12月に前月比で2カ 月連続して低下した。国内2位の自動車メーカー、ホンダの福井威夫社 長は16日、ブルームバーグ・ニュースの取材に応じ、現状の為替水準 が継続すれば、それだけ日本の景気後退が長引くと指摘した。

タンタロン・リサーチ・ジャパンのイェスパー・コール最高経営 責任者(CEO)は「日本企業は、輸出や海外で生産を行うことで利益 を生み出している。世界的な需要はまさに急減している」と指摘。「企 業のキャッシュフローが細れば、当然バランスシートも傷み始める」と 述べた。

ICAPによると、50の投資適格級発行体で構成するマークイッ トiTraxxアジア(日本除く)指数のスプレッドは、香港時間午前 9時半(日本時間同10時半)現在、25bp上昇し410bp。ウェスト パック銀行によれば、同オーストラリア指数は3bp上げて330bp。

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