債券運用担当者、米国債の保有縮小-リード・サンバーグの週間調査

オバマ米政権による景気浮揚策への 失望感が広がるなか、米国債利回りは先週低下したものの、債券運用担 当者は米国債の保有を縮小し、依然として相場の先行きに弱気であるこ とがリード・サンバーグの週間調査で17日分かった。

投資家の3月末までの相場見通しを数値化したリード・サンバーグ の指数によると、2月13日終了週は43(前週は42)だった。50を下 回る水準は投資家が相場下落を予想していることを意味する。同調査は 運用担当者28人を対象に実施されたもので、運用資産の合計は1兆 4700億ドル。

ガイトナー米財務長官が示した金融安定化策は具体性に欠けるとの 見方や、オバマ大統領の7870億ドル規模の景気対策の実効性を疑問視 する見方から、比較的安全性の高い国債に対する需要が高まり、米国債 利回りは先週、3週間ぶりに低下した。米財務省は3年債と10年債、 30年債の総額670億ドルの入札を実施。四半期定例入札としては過去 最高規模だった。

リードの調査によると、回答者による米国債への資産配分比率は、 2月13日終了週が37%と、前週の39%から低下した。また、米国債 相場が上昇すれば売却する可能性が高いと答えたのは全体の64%に対 し、残り36%は相場が下落すれば買う可能性が高いと回答した。

BGキャンター・マーケット・データによると、10年物米国債利回 りは先週、10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.89%。 12日には2.71%と、2日以来の低水準をつけた。

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