リサP株が急反発、不動産市場悪化でも収益確保-日興シ証が格上げ

不動産の運用・管理などを手がけ るリサ・パートナーズの株価が大幅反発。不動産取引の低迷が続いてい るが、同社は不動産の売買がなくても収益を確保できるビジネスモデル を確立していると評価されている。不動産市況の悪化を理由に株価は低 迷が続いていたため、割安とみて買いが入った。午前の株価終値は前日 比12%高の3万3850円。

日興シティグループ証券の16日付リポートによると、リサPは企 業再生ビジネスを中核的業務とする投資銀行。不動産ファンドの運用だ けでなく、企業の株式、貸付債権、不動産にも自己資金を投入している。 また、アドバイザリーサービス、サービシング、コンサルタントも同時 に行っている。

リサPが13日に発表した09年12月期の連結経常利益予想は前期 比32%減の35億円。日興シ証の津田武寛アナリストは「不動産市場の 回復のめどは立っていない。しかし、同社は不動産の売買が一切なくて も、連結経常利益20億円を確保できる収益体質を持っていると判断」 (16日付のリポート)している。

リサPの株価は信用不安などを背景に、他の不動産関連株と同様に 軟調な展開をたどってきた。16日時点の年初来騰落率はマイナス28% で、同期間のTOPIXの10%安を大きくアンダーパフォームしてい る。日興シ証の津田アナリストは、「株価は売られすぎと考え、買いの スタンスとする」といい、投資判断を「ホールド」から「買い」、目標 株価を4万円から4万2000円に引き上げた。

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