橋梁や建設株が値上がり率上位、多年度公共事業計画を前倒しと報道

日本橋梁や松尾橋梁など橋梁、建 設関連銘柄の上げが目立っている。政府・与党は追加経済対策に向けた 2009年度補正予算案の編成で、多年度にわたる公共事業計画を09年度 に集中実施する方向で検討していると一部で報道された。全体相場に手 詰まり感が漂うなか、需要拡大期待を背景に関連銘柄に短期的な資金が 集中した。

午前の各社終値は日本橋梁が前日比14%高の241円、松尾橋梁が 同12%高の83円。このほか東証1部市場の上昇率上位には、巴コーポ レーション、住友大阪セメント、駒井鉄工、矢作建設工業、前田道路、 宮地エンジニアリンググループなどが並んでいる。

17日付の日本経済新聞朝刊によると、同計画では需要創出や雇用 促進に重点を置く。公共事業の前倒し対象は、①老朽化した道路や橋、 水道管といったインフラの補修と更新、②学校や福祉関連を含めた公共 施設の耐震化工事、③過疎地でのブロードバンド網整備などが有力と伝 えている。

明和証券の矢野正義シニアマーケットアナリストは、「公共事業は やらないよりは良いが、長期的に考えれば、太陽電池やエコカーなど日 本独自の技術開発に補助金を出すべき。でないと海外の景気が回復して も、日本だけ遅れる可能性がある」と話していた。

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