【個別銘柄】建設、巴コポ、アルゼ、パイロット、リサP、ブリヂスト

17日の日本株市場における材料銘 柄の動きは以下の通り。

建設大手:TOPIX建設指数(TPCONT <Index>)が一時前日比

0.2%高の374.10ポイントを付けた。17日付の日本経済新聞朝刊によ ると、政府・与党は追加経済対策に向けた2009年度補正予算案の編成 で、多年度にわたる公共事業計画を09年度に集中実施する方向で検討 に入った。大林組(1802)が一時6.6%高の439円、大成建設(1801) が同5.0%高の188円などの業界大手が上げをけん引。

巴コーポレーション(1921): 13%高の202円まで買われ、08 年8月12日以来、約半年ぶりの高水準に値を戻した。老朽化した公共 施設の補修や更新などが追加経済対策に盛り込まれるとの観測から個人 投資家などの買いを集めた。東証1部上昇率ランキング上位には、日本 橋梁(5912)、松尾橋梁(5913)なども入っている。

アルゼ(6425): 9.3%安の685円まで売られ、08年10月29 日以来、約3カ月半ぶりの低水準に沈んだ。射幸性が厳しく抑制された パチスロ業界の規制強化の流れを受けて、遊技場の閉鎖・倒産が増加、 アルゼのパチスロ出荷台数も大きく減少した。今期(09年3月期)は 90億円の連結営業赤字となる見通しで、前回予想の100億円の黒字か ら大幅に下方修正した。

アビリット(6423):一時16%安の130円と、08年12月26日以 来の安値を付けた。会社側の今期(09年12月期)連結営業損益予想は 3億8900万円の黒字。東洋経済新報社の「会社四季報」と同じ数値だっ たため、買いが限定された。前期の営業損益は17億円の赤字。

パイロットコーポレーション(7846): 14%安の11万1500円 まで売り込まれた。下落率が10%を超えたのは08年11月11日 (19%)以来、約3カ月ぶり。想定外の円高で営業外収支などが悪化、 前期(08年12月期)の連結純利益は前の期比73%減の11億円となっ た。世界景気の低迷は続くとみて今期(09年12月期)は減収減益を予 想、純利益は前期比81%減の2億円を見込む。

アマノ(6436):一時3.5%安の717円。17日付の日経新聞朝刊 によると、同社の09年3月期の連結営業利益は前期比50%減の50億 円前後になりそう。従来予想は63億円。主力の就業システムは、景気 後退で国内中小企業からの受注が落ち込み、時間管理システムも企業の 設備投資先送りで販売が低迷しているという。

髙島屋(8233):一時2.3%安の566円。1月度のグループ売上高 は前年同月比11%減となった。高島屋14店が同10.4%減と低迷した ほか、国内百貨店子会社18店が同10.2%減と振るわなかった。食料 品は前年実績を若干上回った(高島屋同0.6%増、子会社0.5%増)が、 衣料品や身の回り品が10%を超えるマイナスとなり、足を引っ張った。

Jフロント リテイリング(3086):売り買いが交錯。前日終値の 316円を挟み上下1.6%以内で推移している。セブン&アイ・ホールデ ィングスからそごう心斎橋店を370億円強で買収すると一部で報じら れたほか、09年1月度の連結売上高が前年同月比11.8%減と落ち込ん だことなどが材料。

アルプス電気(6770): 4.6%安の290円まで売られ、1975年1 月27日以来、約34年ぶりの低水準に沈んだ。17日付の日経新聞朝刊 は、同社が電子部品などを生産してきた相馬工場(福島県相馬市)を閉 鎖する、と報道した。早ければ年内にも閉鎖、約630人の同工場正社 員を宮城県などにある事業所に配置転換するという。

リソー教育(4714):一時9.3%高の3630円。株主還元策の強化を 図るため、今期(09年2月期)期末配当を65円に変更すると発表した。 従来予想は55円だった。これに伴い、年間配当予想は85円と、前回 予想から10円増額。

日本エアーテック(6291):一時3.1%高の335円。液晶向けク リーンブース需要が回復、今期(2009年12月期)は29%の営業増益 と計画した。製薬メーカーや食品メーカーなどのクリーンルーム需要も 伸びており、今後の収益拡大が期待された。

ダイドードリンコ(2590):一時3.2%高の2570円。立地条件の 良い場所に自動販売機を積極的に設置したことで収益性が向上。前期 (2009年1月期)の連結営業利益が26億円になったもようだと16日 に発表した。従来予想は21億円だったため、5億円(24%)の上振れ。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765):ストップ高に 相当する2万円(20%)高の12万800円買い気配。「北斗の拳オンライ ン」の拡大に加え、主力「ラグナロクオンライン」の携帯ゲーム機向け タイトルも寄与、前期(08年12月期)の連結営業利益は約12億円と、 過去最高益を更新した。最終損益は2600万円の赤字となったが、継続 企業の前提に重要な疑義を抱かせる状況は解消されたと発表。

ナカイ(9864):46%高の35円まで上昇。ドラッグストアなどを 展開するアクサスが同社の子会社化を目的に株式公開買い付け(TO B)を実施すると発表。TOB価格32円を意識した動きとなっている。

ブリヂストン(5108):一時4.1%高の1335円。クレディ・スイ ス証券が同社株の投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き 上げた。新しい目標株価は1700円。

リサ・パートナーズ(8924):一時13%高の3万4250円。日興シ ティグループ証券が同社株の投資判断を「ホールド」から「買い」に引 き上げた。新しい目標株価は4万2000円。

ツムラ(4540):一時3.9%高の2915円。三菱UFJ証券が同社 株の投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に1段 階引き上げた。目標株価は3000円。

マクニカ(7631): 5.2%安の1092円を付け、08年11月27日 以来の低水準に沈んだ。エレクトロニクス産業の環境悪化を受けて集積 回路や電子デバイスの需要が減退、今期(09年3月期)連結純利益は 前期比64%減の3億2000万円に落ち込む見通しとなった。前回予想 は18億7000万円だったため、83%の減額修正。

セイコーエプソン(6724):一時2.7%安の1122円。第3四半期累 計(08年4-12月)決算の発表予定日を2月25日に再度延期すると 16日発表した。連結子会社の過去数年間にわたる累計約30億円規模の 不適切な経理処理が発見され、監査法人によるレビューが終わっていな いため。

サンケン電気(6707):一時11%安の266円。クレディ・スイス証 券が同社株の投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下 げた。新しい目標株価は200円。

星医療酸器(7634):一時17%高の1854円。発行済み株式総数の

5.71%に相当する20万株を上限に自社株買いを実施する。取得期間は 17日から3月19日までで、上限金額は3億6000万円。

小杉産業(8146):1円売り気配。16日付で東京地裁に破産手続 き開始を申し立てた。7期連続の経常赤字という厳しい経営状態の中、 再建を模索してきたが、スポンサー候補から支援の意向を表明してもら えず、資金繰りのめどが立たなくなった。16日終値は7円。

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