2月のドイツZEW景況感:マイナス5.8-予想以上の改善(2)

ドイツの欧州経済研究所センター (ZEW)が17日発表した2月の独景況感指数(期待指数)はマイナ ス5.8となった。独政府が景気対策を強化したほか、欧州中央銀行 (ECB)が過去最低水準への利下げを示唆したことを受け、前月の マイナス31から予想以上に大きく改善した。改善は4カ月連続。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の調査中 央値では、2月はマイナス25が見込まれていた。同指数は昨年7月に マイナス63.9と、過去最悪を記録した。

ユーロ圏経済が第2次世界大戦後で最悪のリセッション(景気後 退)に直面する一方で、エネルギー値下がりでインフレ率が低下する なか、ECB当局者は追加利下げの余地があることを示唆している。 また、メルケル首相率いる連立与党は先月、景気対策として2年にわ たり約800億ユーロを支出することで合意した。

コメルツ銀行のエコノミスト、ラルフ・ソルフェーン氏(フラン クフルト在勤)は「大きな改善を見込んでいたが、結果はそれをはる かに上回るものだった」と述べ、「アナリストは現状が壊滅的な一方で、 これ以上の状況悪化はないとみている。より多くの人々が改善を予想 している」と付け加えた。

ZEWによれば、2月の現状指数はマイナス86.2と、前月のマイ ナス77.1から悪化し、5年ぶりの低水準となった。

ZEWのエコノミスト、サンドラ・シュミット氏はブルームバー グテレビジョンとのインタビューで「独経済は谷から抜け出していな い。景気動向は数カ月間、引き続き非常に弱いだろう」と語った。

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