欧州・ブラジル株下落、景気懸念強まる-リーガル&ゼネラル安い

欧州株式相場は下落。7カ国財 務相・中央銀行総裁会議(G7)が世界景気回復に向けた解決策を 示さなかったのに加え、昨年10-12月期の日本の国内総生産(GD P)が第1次石油危機直後の1974年以来、約34年ぶりの減少率と なった。また、英経済が過去約30年で最悪のリセッション(景気後 退)に直面するとの見通しが示されたことも地合いを悪くした。ブ ラジルのボベスパ指数はここ6営業日で5日目の下落となった。

英保険会社、リーガル・アンド・ゼネラル・グループは11%の 大幅安。同社が資本強化のため減配を余儀なくされるとの観測が売 りを誘った。金属相場下落を背景に、中南米最大の鉄鋼メーカー、 ブラジルのゲルダウは2%下げた。

ブリューイン・ドルフィン・セキュリティーズ(ロンドン)の チーフストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、「これらすべては われわれが深刻なリセッション下にあることを浮き彫りにしてい る」と述べ、「現時点では、いかなる好材料でも市場は安堵(あん ど)することはない。当面は厳しい状況が続くだろう」と語った。

ロンドン時間午後5時51分現在、MSCI世界指数は前週末比

0.7%安の831.04。年初来の下落率は9.7%となった。S&P500種 先物は1.3%安。16日の米金融市場はプレジデンツデーの祝日で休 場だった。

ダウ欧州株価指数は前週末比1.4%安の188.67で終了。ここ5 営業日で4日目の下げとなった。ダウ・ユーロ50種株価指数は

1.6%安、ダウ欧州50種株価指数は1.4%下げた。ブラジルのボベ スパ指数は1.4%安。

英国最大の経営者団体、英産業連盟(CBI)は16日、2009 年の英国内総生産(GDP)を3.3%減と予想し、昨年11月時点の

1.7%減から下方修正した。09年末までには、英経済は6四半期連 続で縮小するとの見通しも示した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前週末比54.84ポイント(1.3%)安の

4134.75。FTオールシェア指数は26.61ポイント(1.3%)下げ

2080.60。

ドイツのDAX指数は46.75ポイント(1.1%)安の4366.64。 HDAX指数は21.34ポイント(1%)下げ2180.79。

フランスのCAC40指数は35.64ポイント(1.2%)低下し

2962.22で終了した。

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