グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、 世界的な景気低迷がほぼ今年いっぱい続くとの見通しが示されたほか、 昨年10-12月期の日本の国内総生産(GDP)が約35年ぶりの大幅な 落ち込みとなったことに反応した。

資産規模で香港3位の銀行、東亜銀行(23 HK)は4.1%安。同行 は17日に決算発表を行う。複合企業のメルコ・インターナショナル・ デベロップメント(新濠国際発展、200 HK)は5.4%下落。2008年通 期決算が大幅な赤字になる公算が大きいとの見通しを示したことが嫌気 された。

一方、中国石油天然ガス集団傘下のCNPC(香港、135 HK)は 12%高。同社が増益見通しを示したと、香港英字紙サウスチャイナ・ モーニング・ポスト(SCMP)が報じたことが好感された。

RBCインベストメント(アジア)の武田洋二ファンドマネジャ ー(香港在勤)は、中国と関連地域では景気回復の兆候がわずかながら も見られるが、それ以外では減速しているようだと指摘。株価が昨年の 安値を割り込む可能性は否定できないと述べた。

ハンセン指数は前週末比98.79ポイント(0.7%)安の13455.88 で終了。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.1%安の7560.55。

【中国株式市況】

中国株式相場は続伸。上海総合指数は、2日間の上げとしては6週 間で最大となった。政府の支援策に関する報道を受け鉄鋼メーカーが上 昇したほか、取引高の増加を手掛かりに証券株も買われた。

国内2大製鉄会社、宝山鋼鉄(600019 CH)と鞍鋼(アンガン・ スチール、000898 CH)はともに9%を超える上げ。中国紙の証券時報 は、政府が鉄鋼業界の支援策を近くまとめ、それにより業界の再編が促 される見通しだと報じた。証券大手の中信証券(Citic証券、 600030 CH)と海通証券(600837 CH)は4%余り上昇した。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)は「十分な 流動性と景気回復への期待が引き続き株価を押し上げている」と分析し た。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動し ている上海総合指数は前週末比68.60ポイント(3%)高の2389.39 で終了。13日は3.2%上昇していた。2日間の上げとしては1月6日 以来最大。また終値ベースでは、昨年8月29日以来の高値となった。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落し、指標のセンセックス30種指数がここ2週 間で最大の下げとなった。期待されていた景気対策がこの日政府が発表 した暫定予算のなかに含まれていなかったことがきっかけとなった。

時価総額でインド最大の企業、リライアンス・インダストリーズ(RIL IN)は5.2%安、国内2位の銀行、ICICI銀行(ICICIBC IN)が5.9% 下げ、両銘柄を中心に大型株が下落した。国内最大の不動産開発企業、 DLF(DLFU IN)は2.4%下げた。

SBIアセット・マネジメント(ムンバイ)で株式運用に携わるジ ェイエシュ・シュロフ氏は「特に住宅市場を対象にした景気てこ入れ策 を政府が明らかにすると見込まれていた」と指摘した上で、「予算にはそ のような措置がなかった」と述べた。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前週末比329.29 ポイント(3.4%)安の9305.45と、2日以来で最大の値下がりとなった。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前週末比42.2ポイント(1.2%)安の3516.9。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比16.97ポイント(1.4%)安の1175.47。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比1.24ポイント安の4591.26。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前週末比22.33ポイント(1.3%)安の1683.31。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前週末比2.65ポイント(0.3%)安の

907.19。

【タイ株式市況】

SET指数は前週末比0.87ポイント(0.2%)高の446.64。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前週末比3.26ポイント(0.2%)高の1342.00。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前週末比3.87ポイント(0.2%)安の1915.79。

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