中国中銀の樊氏:米ドルは引き続き世界の金融システムで優勢(2)

中国人民銀行貨幣政策委員会の樊 綱氏は16日、現在の危機における米ドル需要が示すように、引き続き 世界の金融市場で米ドルの支配的な状況が続くとの見方を示した。

北京でのセミナーで発言した樊氏は、中国政府関連の他のエコノ ミストも同様の考えを持っていることを明らかにした。

同氏は、世界経済が回復には程遠いとした上で、企業の従業員解 雇は「始まったばかりだ」と指摘した。また中国は高い貯蓄率を引き下 げ、消費を増やす政策に力を入れる必要があると述べ、人民銀の周小川 総裁が先週マレーシアで示した見解を繰り返した。

このほか樊氏は、価格下落について、当初は企業利益を損なうが、 一方では消費を促進し、中国経済回復の助けとなる公算があると語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE