しまむら株は反落、既存店不振で今期減益リスクをアナリストが示唆

衣料専門店チェーンのしまむらの 株価が一時、前週末比4.8%安の5600円と反落。個人消費の落ち込み や年末にかけて気温が高めに推移した影響などで、既存店売上高が低迷 している。一部アナリストが、今期(2009年2月期)は連結営業減益 に転じる可能性に言及、業績の先行きに慎重な見方が広がった。

しまむらが開示している主軸店舗の「ファッションセンターしま むら」の既存店売上高は、1月が前年同月比8%減と6カ月連続でマイ ナスを記録。年末までの気温が高めに推移し、関東や東北地域での売上 高が低迷した。商品では婦人ジャケットや防寒商品、ボトムズなどの動 きが鈍かった。昨年9月以降の既存店売上高の推移を見ると、9月から 11月にかけては同1-2%前後の減少率で推移していたが、12月に

7.7%減となって以来、落ち込みの度合いはきつくなっている。

JPモルガン証券の廣田千晶アナリストは13日付で、しまむらの 目標株価を従来の8000円から7400円に引き下げた。会社側では、今 期の連結営業利益を前期比6.1%増の371億円と計画。これに対し同 氏は、昨年12月、ことし1月の売上高不振を踏まえ、従来の353億円 から前期比1.6%減の344億円に下方修正した。同証では、売上高前 提を厳しく見て、10年2月期も今期推定比3.5%減の332億円と従来 想定の369億円から下げ、減益基調が続くと予想する。

一方で廣田氏は、「粗利益率の改善と経費コントロールにより、 微減益でとどめられる可能性があり、同社の『大負けしないビジネスモ デル』が相対的優位性を発揮する」とも判断しており、投資判断「オー バーウエート」は据え置いた。

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