インド:09年度の財政赤字は過去18年間で最大か-歳出拡大で

インドの2009年度(08年4月-09 年3月)の財政赤字は過去18年間で最大になる可能性がある。2カ月以 内に実施される総選挙を前に、同国政府が世界的なリセッション(景気 後退)の影響を避けるため、歳出を拡大しているのが背景。

マッコーリー・キャピタル・セキュリティーズによると、09年度の 財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は6.5%に拡大し、政府目標の

2.5%のほぼ3倍に達する可能性がある。シティグループは同6.3%を見 込んでいる。16日には来年度の予算案が議会に提出される。

シン政権は、現在は財政赤字を懸念するより景気てこ入れのために 財政出動を行う方が重要だとの考えを表明している。財政赤字の規模が 18年ぶりの規模に拡大すれば、格付け会社がインドの格付け見直しに動 き、外国投資家の新興市場離れがさらに加速する可能性がある。

格付け会社フィッチ・レーティングスのアジア・ソブリン格付け担 当責任者ジェームズ・マコーマック氏は「国家財政の立て直しが必須だ」 と指摘。「努力を怠れば、インド経済の成長見通しは悪化し、外国資本を 呼び込み続ける能力がリスクにさらされる可能性がある」との見通しを 示した。

インド政府によると、09年度の成長率は7.1%と、03年度以来の低 水準にとどまり、失業者の増加につながる見込み。

-- Editor: Michael Dwyer, Stephanie Phang

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Joji Mochida 記事に関する記者への問い合わせ先: Cherian Thomas in New Delhi at 11-4179-2023 or Cthomas1@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Tweed at 813-3201-2494 or dtweed@bloomberg.net.

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