三洋電:新棟投資60億円、大阪・貝塚の太陽電池工場-稼働10年末(3)

パソコンや携帯電話向けの充電池 で世界最大手の三洋電機は16日、2010年末の稼働を目指して大阪府貝 塚市に建設する太陽電池工場新棟に60億円を投資すると発表した。太 陽光発電の旺盛な需要に対応する。

生産するのは、太陽光から電気への変換効率が高い「HIT太陽電 池」で、新棟は09年10月完成の予定。HIT太陽電池セルは現在、貝 塚と島根三洋電機(島根県雲南市)で計340メガワット(MW)の生産 能力を持つ。10年度にはこれを600MW程度に引き上げることを目指す。 都内で会見した前田哲宏執行役員は、設備の投資額についてはコメント を控えた。

三洋電は、太陽電池の世界市場需要が07年の2.5ギガワット(G W、ギガは10億)から12年には7GWに増えると見込んでいる。前田 氏は「今後も市場の中心は欧州になるだろう」と述べた。米PVニュー スによると、07年の世界の太陽電池生産量は前年比51%増の3733MW で、三洋のシェアは4%で世界7位。

三洋電の株価は前週末比7円(5.2%)高の143円(午後1時25分 現在)。

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