中国:1月の対中直接投資、前年同月比32.6%減の75.4億ドル(2)

中国商務省が16日発表した1月の 海外からの対中直接投資は、前年同月比32.6%減の75億4000万ドル (約6910億円)となった。

企業が世界的な金融危機の乗り切りを図り支出を削減するなか、4 カ月連続で前年割れとなった。昨年12月は前年同月比5.7%減だった。

携帯電話端末販売で米2位のモトローラは先週、世界で4000人の 削減計画の一環として中国国内でも人員を減らしたと発表。内外の企業 が今年投資を控えることにより輸出減少と不動産市場悪化が一段と進み、 政府の景気回復に向けた努力を妨げる可能性がある。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのエコノミスト、シャ ーマン・チャン氏(シドニー在勤)は「海外の多国籍企業は中国を引き 続き、非常に魅力的な投資先とみているが、投資資金がないことが足せ になっている」と説明。「世界経済が回復の兆候を示し始めれば、恐ら く対中直接投資は直ちに急増するだろう」と述べた。

商務省の姚堅報道官は、1月の対中直接投資が前年比で減少した要 因として、世界的な危機と1月の春節(旧正月)の影響に加え、昨年1 月の投資額が大きかったことを挙げた。

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