リオ:チャイナルコからの資金調達、株主割当増資よりは有利-UBS

スイスのUBSは、英・オーストラ リア系リオ・ティントによる中国国営チャイナルコからの195億ドル(約 1兆7900億円)相当の出資受け入れは、既存の株主への割当増資よりリ オの株主にとって有利であるとの見通しを示した。

グリン・ローコック氏率いるUBSのアナリストらは13日付リポー トで、鉱山の権益や社債のチャイナルコへの売却により、リオの2010 年の1株利益(EPS)は10%減少する可能性があると予想。一方、既 存の株主に対し、現行の株価を20%下回る水準で200億ドル相当の割当 増資を実施した場合、EPSは35%減少するとの見方を示した。

チャイナルコは先週、リオから転換社債72億ドル相当を購入するほ かプロジェクトの権益123億ドル相当を取得することで合意。トム・ア ルバネーゼ最高経営責任者(CEO)率いるリオはこれにより、負債の 圧縮が可能になる。リオのポール・スキナー会長は先週、株主割当増資 では200億ドル相当を調達できなかった可能性が高いとの見解を示した。

リオの機関株主としては2番目の英リーガル・アンド・ゼネラル・ グループなどの株主は、チャイナルコからの出資受け入れ以外の選択肢 を求めていた。

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