GSユアサが2カ月ぶり安値、新車販売低迷で電池減少-野村証格下げ

自動車や産業用の鉛蓄電池を手掛 けるジーエス・ユアサ・コーポレーションの株価が反落。自動車販売の 低迷などで事業環境が一段と厳しくなっている。来期(2010年3月 期)の業績も厳しいとの見方が出て、売りが先行した。野村証券金融経 済研究所は16日、投資判断を引き下げた。

午前の株価終値は前週末比4.3%安の426円。一時5.8%安の419 円まで下げ、08年12月17日以来の安値水準に落ち込んだ。前週末時 点の年初来騰落率はマイナス17%。

同社が13日の取引終了後に発表した08年4-12月期の連結営業 利益は前年同期比2.7倍の101億円。もっとも、10-12月期では同 23%減の35億円2700万円だった。主原料である鉛価格の下落でコス トは減少したが、国内の自動車電池の低迷が響いた。

野村証券金融経済研究所の野口昌泰アナリストは、「1―3月期は 新車販売の低迷、国内補修用バッテリーの売価値下げが予想され、事業 環境は一段と厳しく投資タイミングではないだろう」(16日付のリポ ート)との見方を示す。

野村証は16日付で、投資判断を3段階評価の「2」から「3」、 目標株価を500円から390円に引き下げた。09年3月期通期の業績予 想も下方修正し、連結営業利益は前期比19%増の141億円とした。従 来予想は155億円だった。

10年3月期については、自動車用リチウムイオン電池の償却負担 が加わるため、連結営業利益は今期野村証予想比27%減の103億円を 予想する。

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