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レオス・キャピタルを買収、FXや証券事業ISホールディングス(2)

外国為替証拠金取引(FX)や証券事業を展 開するISホールディングス(東京都千代田区)は、独立系投信投資顧問レオ ス・キャピタルワークスを買収する。第三者割当増資を引き受けて株式の過半 数を取得、運用業務に参入する。世界的な金融危機で運用業界にも合併・買収 (M&A)の波が押し寄せた。

レオスは4日の株主総会でISへの増資を決議した。5日払い込みで増資 額は数億円の見込み。ISはレオス既存株主の株式取得で出資比率を上げる意 向。IS出身の岩田次郎氏ら4人の取締役もレオス総会で選任され、岩田氏は 社長に就いた。レオス創業者の藤野英人社長は取締役を退任、最高投資責任者 (CIO)になった。ブルームバーグ・ニュースが入手したレオス資料で明ら かになった。

ISは子会社外為オンラインやアイネット証券を通じて金融事業を展開し ている。1日には榊原英資元財務官の特別顧問委嘱を発表した。レオスは、野 村アセットマネジメントやゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント で運用経験を積んだ藤野氏が2003年に創業した。増資で資本を充実させる。

ファンドに詳しいGCAサヴィアングループの福谷尚久パートナーは「表 面化はしにくいが、世界的な景気停滞を受けた株安やM&A減少で運用に苦し むファンドの再編は今後も避けられない」と指摘した。企業買収を手掛けるM KSパートナーズは昨年末、ファンドを閉鎖することを明らかにしている。

レオスが投資助言する公募投信「レオス日本成長株ファンド」の純資産額 は昨年12月末で7億1400万円。基準価額は昨年40%下落した。資産額は2006 年には30億円を超えていた。昨年10月に出した初の公募投信「ひふみ投信」 の純資産額は昨年12月末で2億4900万円。委託会社別公募投信の残高で79社 中72位と苦戦している。

--共同取材 東京 浅井真樹子 Editor : Kenshiro Okimoto、Tetsuki Murotani

参考画面: 記事についての記者への問い合わせ: 東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno +813-3201-8841 e.ueno@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ: 大久保 義人 Yoshito Okubo +813-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net Peter Langan +813-3201-7241 plangan@bloomberg.net

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