カナダ・ドル(29日):3週間で最大の下げ、GDP受け-10年債下落

29日の外国為替市場で、カナダ・ドルは3 週間で最大の下げとなった。カナダ統計局が発表した2008年4-6月(第2四 半期)の国内総生産(GDP)伸び率が予想を下回ったことが嫌気された。

市場でカナダ銀行による利下げ観測が強まるなか、カナダ・ドルはこの日、 主要16通貨に対して下落し、週間ベースの騰落率はマイナス1.6%だった。カ ナダ銀行は7月に政策金利を3%で据え置いている。

RBCキャピタル・マーケッツのシニア為替ストラテジスト、マシュー・ ストラウス氏はGDP統計について、「予想より弱かった。それがカナダ・ドル には弱材料となった」と指摘した。同氏は年末までにカナダ・ドルが1米ドル =1.06カナダ・ドルになると予想している。

カナダ・ドルは、トロント時間午後2時35分(日本時間30日午前3時35 分)現在、前日比1.2%安の1米ドル=1.0633カナダ・ドル(1カナダ・ドル =0.9405米ドル)と、8日以来で最大の値下がり。一時は1.0641カナダ・ド ルに下げた。前日は1.0510カナダ・ドル。8月の下落率は3.6%。

カナダ10年物国債(表面利率4.25%、2018年6月償還)の利回りは、 2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.54%。価格は19セン ト下げて105.85カナダ・ドル。2年物国債(表面利率2.75%、2010年12月 償還)の利回りは3bp低下の2.71%。

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