農水省:輸入小麦価格10%引き上げ、4回連続-景気対策で上げ幅抑制

農林水産省は29日、政府が国内製粉会社 に売り渡す輸入小麦の価格を10月の改定で10%引き上げると発表した。小麦 価格の値上げは変動相場制を導入した昨年4月から4回連続。小麦の大幅な値 上げはめん類など食品価格の上昇を通じて消費に悪影響を及ぼすため、景気対 策の一環として上げ幅は実勢水準より抑制した。

農水省は昨年4月に輸入小麦の販売価格の固定制を廃止。直近8カ月の購 入価格の平均を基に、国内農家への補助金を上乗せして4月と10月の年2回 見直す方式に変更し、昨年4月は1.3%、10月10%、今年4月には30%の値 上げを実施してきた。今回は計算上23%の値上げが必要だったが、家計の負担 や物価高を抑制する狙いから、政府の緊急総合経済対策の一環として引き上げ 幅を圧縮した。

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