訂正:スマギECB理事:現行の金融政策、「引き締め過ぎ」ではない

欧州中央銀行(ECB)のビニ・スマギ理 事は28日、ユーロ圏の金融政策が「引き締め過ぎ」の状況にはないとした上で、 4%のインフレ率は「高過ぎる」との認識を示した。

ビニ・スマギ理事はイタリアで開催されたユーロに関する討論会で、「私に は、政策金利や金融政策が引き締め過ぎとは思えない」と言明。「4%のインフ レ率は高過ぎる。これを抑えるためにわれわれの権限内でできるすべての措置を 実行しなければならない。方法は一つで、それは政策金利だ」と語った。

15カ国が参加するユーロ圏のインフレ率は7月に4%と、ECBが物価安 定の目安としている2%をやや下回る水準の倍以上となった。同地域は今年4- 6月にマイナス成長に陥り、7-9月期に回復しない可能性もあるなか、1999 年のユーロ導入以来初のリセッション(景気後退)入りリスクが高まっている。 ビニ・スマギ理事は物価上昇が景気に悪影響を与えていると指摘した。

同理事は「高インフレ下での成長がないことを、過去の経験は物語っている。 景気が悪化しているのなら、それはインフレ率が高いためだ」と語った。