経産省:7月のガソリンの国内販売6.8%減の488万キロリットル(2)

経済産業省が29日に発表した石油統計速報 によると、7月のガソリン国内販売が前年同月比の6.8%減の488万キロリット ルとなった。燃料油の国内販売は3.5%減の1617万キロリットルだった。

石油情報センターが公表した8月4日時点の全国平均のガソリン小売価格 は、1リットル当たり185.1円(レギュラーガソリン、消費税込み)となり、 同センターが集計を開始した1987年以降で最高となった。

ガソリン価格の高騰を背景に消費者に節約ムードが広がり、販売減につな がった。22日に会見した石油元売り最大手、新日本石油の中村雅仁常務は、国 内石油製品需要について、「8月は前年同月比で10-15%程度減少する見込み。 9月については、5%度までの減少にとどまる見通し」と述べている。

岡三証券のアナリスト、宮本好久氏は「08年度のガソリン需要は前年度比 で5%以上減少すると予想している。石油元売り各社にとっては稼ぎ頭のガソ リンの需要減は、かなり厳しい」と指摘した。

国内需要の減少を補うため、石油元売り各社は輸出を増加させており、7 月のガソリン輸出は前年同月を82%上回る3万7336キロリットルだった。

7月の原油輸入量は前年同月比0.3%減の2124万キロリットルで、中東産 原油が占める割合(中東依存度)は同5.3ポイント上昇して90.3%となった。

同統計によると、7月の燃料油の輸出量は14%増の307万キロリットル。 10カ月連続して前年を上回った。一方、輸入量は15.4%増の267万キロリット ルとなった。

同時に発表された7月のLNG(液化天然ガス)の輸入量は、前年同月比

5.1%増の637万トンとなった。