あおぞら銀のサカサ社長:中間期も黒字予想、米GMAC損失計上(2)

あおぞら銀行のフェデリコ・サカサ社長 は29日午後、2008年9月中間決算が連結最終赤字に転落する見通しになった との一部報道を受け、利益額は減少するものの、黒字は維持できるとの見通し を明らかにした。現時点での中間純利益予想は155億円となっている。ブルー ムバーグ・ニュースの電話取材に答えた。

サカサ社長は、経営が悪化した投資先の米ゼネラル・モーターズの金融関 係会社GMACに関する損失は中間決算で「ほとんど処理する」と述べた。今 期262億円の黒字を見込んでいる09年3月通期の業績予想については、すで に変更はないとの見通しを示していた。

29日付の日本経済新聞朝刊は、あおぞら銀では、貸出先企業の業績不振に 伴い、不良債権処理損失が予想を上回って急増したようだと報じた。中間最終 赤字となれば、主要行では今期初めてとなる。この報道について同行は「業績 修正など適時開示事項は機関決定後すみやかに開示する態勢をとっている」と のコメントを発表した。

あおぞら銀は09年3月期決算でサブプライム損失やGMAC損失計上で 純利益が当初の会社計画を大きく下回り、金融庁から業務改善命令を受けた。 これは公的資金注入した早期健全化法に基づく措置で、2年連続で結果が「健 全化計画」を3割下回れば、経営責任などを求めることになっている。

あおぞら銀株は午後1時44分現在、前日比6円(2.7%)安の213円で取 引されている。

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