8月の英消費者信頼感:過去最低水準付近、インフレなど響く-GfK

英調査会社GfK・NOPが29日発表した 8月の英消費者信頼感指数はマイナス36となった。1974年の調査開始以来で最 低となった7月から3ポイント改善したものの、低水準にとどまった。10年ぶ りの高水準にあるインフレ率や住宅価格下落で、消費者の購買意欲がそがれたこ とが背景。

2001人を対象に実施した調査のリポートでGfKは、北京五輪でセンチメ ントが改善したものの、同指数は前年同月のマイナス4から悪化していると指摘 した。

GfKの広報担当、レイチェル・ジョイ氏は発表資料で、「8月は消費者信 頼感に若干の改善が見られたが、これを本質的なセンチメントの転換ととらえる べきではない」とした上で、「北京五輪での金メダル獲得が、押し上げ効果をも たらしたようだ」との見方を示した。

イングランド銀行は今月、インフレと景気低迷を考慮し、政策金利を5%に 据え置いた。英国産業連盟(CBI)が28日発表した8月の小売売上高指数は 1983年以来の低水準となり、ネーションワイド・ビルディング・ソサイエティ が同日発表した8月の住宅価格も大幅に低下した。