米トウモロコシ・大豆:今週に入って最大の下げ-降雨で作況改善観測

シカゴ商品取引所(CBOT)では28日、 トウモロコシと大豆相場が今週に入って最大の下落率を示した。収穫を来月に控 えた米国で降雨があり、作況が改善されるとの観測が高まったことが要因。

米気象庁(NWS)によると、アイオワ州、ネブラスカ州、サウスダコタ州、 ミネソタ州の一部の地域で、過去24時間に最大25ミリの降雨があった。アイオ ワ州はトウモロコシと大豆の米国最大の産地。NWSのデータで過去1週間の降 雨量が平年の5%未満だった地域では、穀物の生育が今回の降雨により改善され る可能性がある。

アドバンスト・マーケット・コンセプツ(カンザス州)のダレル・ホラデー 社長は「コーンベルト(中西部の農業地帯)で適度な降雨があり、そのことが相 場を圧迫している」と指摘。「さらに、トウモロコシについては2007年に収穫さ れた在庫が大量にあり、農家はこれらの在庫を売ろうとしている」との見方を示 した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前日比8.25セント (1.4%)安の1ブッシェル当たり5.8775ドルと、22日以降で最大の下落率を示 した。今週に入って3回目の下落となる。大豆先物相場11月限終値は、24セント (1.8%)安の1ブッシェル当たり13.24ドル。下落率は15日以降で最大だった。

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