米企業の社債保有リスク、低下-米4-6月期GDPの上方修正を好感

28日のクレジット・デフォルトスワップ (CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下した。同日発表された2008 年4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から 上方修正されたことが好感された。

CMAデータビジョンによれば、北米の投資適格級企業125社で構成する マークイットCDX北米投資適格指数は、2.7ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)低下の141.8bp。低下は投資家信頼感が改善したことを示す。

第2四半期の米GDP改定値は前期比年率3.3%増と、速報値の1.9%増 を上回った。これを受けて、米株式相場は3日続伸となった。輸出急増が成長 に寄与した。

ミラー・タバクの債券市場チーフストラテジスト、トニー・クレセンツィ 氏は、住宅・信用危機が個人消費や雇用に悪影響を及ぼすなか、成長率が今後 鈍化する可能性を指摘。この日のブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーでは、「米経済には今後、暗い時期が待ち受けているが、市場は既に織り込 み済みだ」と語った。

CMAによると、米証券4位リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの 社債に関連したCDSスプレッドは31bp低下の337bp。同業最大手の米ゴ ールドマン・サックス・グループの社債については14bp低下し149bp。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE