NY原油(28日):反落、IEAが必要に応じて戦略備蓄を放出へ

ニューヨーク原油先物相場は反落。バレ ル当たり2ドル以上の値下がりだった。国際エネルギー機関(IEA)が熱帯 性低気圧「グスタフ」の影響に伴い、必要な場合には戦略備蓄を放出する意向 を示したのが手掛かりだった。

IEAは2005年、ハリケーン「カトリーナ」と「リタ」がメキシコ湾に 襲来した際も原油と燃料の戦略備蓄を放出した。米国立ハリケーンセンター (NHC)によると、マイアミ時間午後2時、グスタフは風力時速約70マイ ル(約112キロメートル)を保っている。

アラロン・トレーディングのシニアトレーダー、フィル・フリン氏は「I EAは市場を沈静化させるために正しい見解を示した。業界関係者ならば誰も が大きな被害が生じた際には戦略備蓄の放出を期待するだろう。この市場は参 加者の心理に左右されやすく、言葉の持つ影響力は大きい」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物10月 限は前日比2.56ドル(2.2%)安の1バレル=115.59ドルで終えた。

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