第2四半期米実質GDP改定値:3.3%増-純輸出除くとほぼゼロ成長(2

米商務省が28日に発表した第2四半期(4 -6月)の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)改定値は、前期比 年率3.3%増加と、速報値の1.9%増から上方修正された。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミストの予想中央値(2.7%増)も上回った。第1四半 期は0.9%増だった。

第2四半期の貿易赤字は年率3766億ドルと、過去8年で最小規模。純輸出 のGDPへの寄与度は3.1ポイントと、1980年以来で最大だった。純輸出を除 くGDPは0.2%増(第1四半期は0.1%増)にとどまる。

ただ輸出は、欧州や日本といった主要貿易相手国の景気が鈍化していること から、年内は伸びが抑えられる可能性がある。

個人消費支出は1.7%増と、速報値の1.5%増から小幅上方修正された。第1 四半期は0.9%増だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査による と、過去最長を記録している消費の拡大期も今年で終わると予想されている。

第1四半期の個人所得は3%増と、速報値の3.7%増から下方修正された。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズ(ニューヨーク)のエコノミスト、カ ール・リカドンナ氏は「純輸出を除くと景気はかなり弱い。消費をみると下半 期は低迷しそうだ」と語った。

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