アステラス製薬:北米売上高、年5%以上の増加狙う-ベシケアが好調

国内医薬品2位のアステラス製薬は、北米市 場での売上高を年間5%以上のペースで伸ばすことを目指す。過活動膀胱治療薬 「ベシケア」の需要増加が追い風になるとみている。

米国事業の責任者、畑中好彦氏は28日、2009年3月期の総売上高に占める ベシケアの割合が、06年3月期と比較して3倍余りに増加するとの見通しを示 した。また北米での売上高について、1けた台後半での伸びを示すだろうと述べ た。

畑中氏によれば、08年の米国でのベシケアの売上高は44%増の3億4900万 ドル(約382億円)となる見通しで、今後見込まれる主力の免疫抑制剤「プログ ラフ」の落ち込みをカバーするとみられる。

畑中氏は東京都内の本社での説明会で、米市場についてプログラフだけに頼 るのではなく、より幅広い製品ポートフォリオの構築を考えていると述べた。そ の上で、ベシケアの成長がポートフォリオのバランスを取っているとの見方を示 した。