アジア株:上昇、BHPなど資源株高い-チャイナ・モバイルは下落

28日のアジア株式相場は上昇。資源株が高 い。景気低迷が原材料需要を抑制するとの懸念が和らいだ。一方、チャイナ・ モバイル(中国移動)とサムスン電子のアナリスト投資判断が引き下げられた ことを受け、通信・ハイテク関連銘柄は安い。

世界最大の鉱山会社、オーストラリアのBHPビリトンは2.1%高。7月の 米製造業耐久財受注額が市場予想に反し増加しことが好感された。中国海洋石 油(Cnooc)は利益が予想以上となり、買いを集めた。

時価総額で世界最大の携帯電話サービス会社、チャイナ・モバイルは大幅 安。JPモルガン・チェースは競争激化に伴い成長が鈍化するとの見通しを示 した。半導体・薄型パネル生産でアジア最大手、韓国のサムスン電子は1.7%安。 モルガン・スタンレーが需要が改善していないとの見方を示したことが嫌気さ れた。

プラトプス・アセット・マネジメント(シドニー)で18億ドル相当の資産 運用に携わるプラサド・パトカー氏は、「資源会社は堅調な決算となっており、 中国の景気が大きく落ち込むとの懸念を解消した。これまで投資家は中国と世 界の急激な景気低迷を懸念していた」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時36分現在、前日比0.2%高 の123.02。前日は0.4%高だった。日経平均株価は前日比15円29銭(0.1%) 高の1万2768円25銭で終了した。