オランダの小売り大手アホルド:減益、前年同期の売却益の反動で(2)

オランダの小売り大手ロイヤル・アホルド が28日発表した2008年4-6月(第2四半期)決算は、米部門フードサービ スの売却益を計上した前年同期に比べ、利益が減少した。

同社の純利益は3億3600万ユーロと、前年同期の22億ユーロから減少。 前年同期には、ポーランドのスーパーマーケットの売却益も寄与し、約20億ユ ーロの特別利益を計上していた。

アホルドは、米スーパー・チェーン「ジャイアント」やオランダの「アル バート・ハイン」を展開。小売り店舗の販売増強に経営資源を集中するため、 食品流通事業から撤退している。米国では値引きや自社ブランド(PB)商品 の投入に力を入れ、米2位のスーパー・チェーン、スーパーバリューに奪われ たシェアの奪還に取り組んでいる。この結果、同四半期の利益率は低下したが、 下期には業績が回復する可能性が高い。

サンフォード・バーンスティーンは、決算前に発表したアナリスト・リポ ートで、下期について「営業コスト削減と売り上げの改善傾向が、値引き販売 による悪影響を相殺し始めるとみている」と指摘した。

アホルドは、今年1年間の小売り事業の営業利益率見通しは4.8-5.3%に 据え置き。4-6月期は4.3%だった。営業利益は前年同期比14%減の2億3500 万ユーロと、ブルームバーグがアナリスト8人を対象にまとめた予想中央値(2 億6000万ユーロ)を下回った。

-- Editor: Celeste Perri, Benedikt Kammel.

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