SボンドH株が上場来高値、総合経済対策の恩恵期待-学校耐震化(2

高速道路や橋梁などのコンクリート構造物 の補強工事を請け負うショーボンドホールディングスの株価が続伸。今週中にも 発表される政府・与党の総合経済対策で、学校耐震化推進の具体策が明らかにな る可能性があり、先回り的に需要拡大を期待した買いが入っている。

午後1時33分現在の株価は前日比49円(2.7%)高の1840円。一時2.9% 高の1842円まで上げ、20日に付けた高値を抜き、純粋持株会社として1月4日 に設立、上場以来の高値を更新した。年初来騰落率はプラス38%。

野村証券金融経済研究所の小松善明アナリストは、「今回の総合経済対策を 前提とした建設株への過度の期待は禁物だろう」としながらも、「対策に盛り込 まれるべき重点事項として『学校耐震化の推進』が挙げられている。実現すれば、 維持補修専業のショーボンドホールディングスや、外付け耐震工法に特徴を持つ 矢作建設工業などが恩恵を享受する可能性がある」(26日付のリポート)と指 摘する。

25日の経済財政諮問会議で挙げられた重点項目には、①物価に対する総合 的対策、②非正規雇用対策、③学校耐震化等の防災対策、④省エネ・新エネ技術 の開発加速と抜本的導入促進、⑤燃料負担の大きい業種の構造改善支援、⑥中 小・零細企業への支援などがある。

同社・経営企画室の松島亨氏は「公共工事が毎年4%減となる中でも補強に 力を入れてきたため、市場環境の風向きは良い」と話していた。

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