森ビル社長:邦銀や金融庁は不動産向け融資に神経質-インタビュー

森ビルの森稔社長は、日本の銀行と監督当 局が不動産業界への融資抑制で過剰に反応しているとの見方を示した。

同社が手掛ける「上海環球金融中心(上海ワールド・ファイナンシャル・ センター、SWFC)」のオープンに合わせて中国を訪れている森社長は上海で ブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、日本の銀行や金融庁が 不動産バブルに対し神経質過ぎる可能性があると指摘した。

企業情報提供の帝国データバンクによれば、融資引き締めが国内の不動産 業界で経営破たんが相次いでいる一因。森社長は、邦銀や金融庁が融資を制限 することで成長の抑制を望んでいるようだとの認識を示した。

クレディ・スイス・グループは日本銀行のデータを基にしたリポートで、 不動産業界への新規融資が4-6月期に18.7%減少したとの試算を示した。