NY原油時間外:もみ合い-通常取引はハリケーンの勢力拡大懸念で上

ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間 28日朝方の時間外取引でもみ合い。通常取引では、ハリケーン「グスタフ」が 「カトリーナ」以来の勢力となり、メキシコ湾の石油生産プラットフォームに 大きな被害が出るとの懸念が高まって上昇した。

民間気象予報会社のアキュウェザーの予報士、ジョー・バスターディ氏は 27日、「グスタフはリタやカトリーナに匹敵する破壊的なハリケーン」になる可 能性があると語った。リタやカトリーナによって、精製設備やプラットフォー ムは閉鎖され、原油価格が急騰した。米国立ハリケーンセンターによると、米 東部時間27日午後5時(日本時間28日午前6時)現在、グスタフは風速時速 85キロの勢力を維持している。

エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバーのピータ ー・ビューテル社長は「予報では、グスタフはルイジアナ州に向かっている。 これは非常に悪いニュースだ。この経路をたどるならば、ハリケーン・カトリ ーナの季節はずれの再現となる。カトリーナによる損害は、業界関係者全員の 骨身にしみている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)時間外取引の原油先物(10月限) はシドニー時間午前8時44分(日本時間同7時44分)現在、11セント高の1 バレル=118.26ドル。原油先物は7月11日に過去最高値である147.27ドルを 付けた後、20%下落している。27日の通常取引終値は前日比1.88ドル(1.6%) 高の同118.15ドルだった。