米リーマンの資産運用部門買収、KKRとベインが有力に-関係者

米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホール ディングスは、プライベートエクイティ(未公開株、PE)投資会社KKRと ベイン・キャピタルの2社からの資産運用部門買収案を比較検討している。今 回の交渉に詳しい3人の関係者が明らかにした。

同関係者のうちの2人からの情報では、レバレッジド・バイアウト(LB O、買収先の資産を担保に資金調達する買収)ファンド運営大手のブラックス トーン・グループは、今回の交渉から撤退した。リーマンに近い関係者1人に よると、ヘルマン・アンド・フリードマンとカーライル・グループも、買収競 争から外れたという。

リーマンの資産運用部門は、運用会社ニューバーガー・バーマンのファン ドを含めて全体で2770億ドル(約30兆3500億円)の資産を管理している。

リーマンは、9月に予定している2008年6-8月(第3四半期)決算発 表の前に、手元流動性を増やそうとしている。ブルームバーグのアナリスト調 査では、第3四半期の損益は、3-5月(第1四半期)の28億ドルの赤字に 続き、13億6000万ドルの赤字となる見通しだ。住宅ローン関連資産の価値低 下が赤字の一因だ。

KKRとベインのそれぞれの広報担当者はコメントを控えた。リーマン広 報担当のケリー・コーエン氏もコメントしていない。英紙フィナンシャル・タ イムズ(FT)は27日、リーマンがKKR、ベイン、ヘルマン・アンド・フ リードマンの3社からの買収案を検討していると報じていた。

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