新日石:9月の石油製品卸価格5.1円下げ-90年の公表以降で最大

新日本石油は27日、9月の石油製品卸価格 を前月比で1リットル当たり5.1円引き下げる方針を明らかにした。下げ幅は 同社が1990年に石油製品の卸価格改定幅を毎月公表するようになってから最大。 中村雅仁常務が同日、都内で記者団の質問に答えた。

これまでの石油製品卸価格の最大の引き下げ幅は91年4月の3.7円。引き 下げ自体も、暫定税率が失効した今年4月を除くと2006年11月以来初めてと なる。中村常務は「原油価格が下落したことを受けて価格を引き下げた」と説 明した。

中村常務は、石油製品需要について触れ「消費者の節約ムードが漂ってい る中、8月は前年同月比で10-15%程度減少する見込み。9月については、5% 程度までの減少にとどまる見通し」と述べた。

中村常務は同時に、9月の原油処理量が前年同月比3%減の346万キロリ ットルになるとの見通しを示した。

新日石の株価終値は前日比2円(0.3%)高の655円。

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