鉄スクラップ価格:急落続き6カ月ぶり安値-最高値から3割下落

日本鉄源協会(東京都中央区)が27日公 表した国内主要3地域における8月第4週の鉄スクラップ平均価格(東京、名 古屋、大阪:標準品H2)は、1トン当たり4万6029円と前週比で5907円 (11.3%)下落し、6週連続で大幅に値下がりした。最高値を付けていた7月 中旬からわずか1カ月余りで32%急落し、6カ月ぶり安値を付けた。

スクラップの需給緩和を背景に、東京製鉄など電炉各社が鉄スクラップの 購入価格の引き下げを続けており、下落に拍車をかけているとの見方が出てい る。「鉄鋼加工事業者(コイルセンター)や各種部品メーカーなど鉄スクラッ プが発生する事業者が投機的に在庫していたスクラップの放出が続いている」 (東京製鉄の大堀直人常務)という。