マッコーリー株がシドニー市場で下落-UBSが投資判断引き下げ

オーストラリア最大の投資銀行、マッコー リー・グループの株価が、27日のシドニー株式市場で下落している。UBSが マッコーリー株の投資判断を引き下げたことが材料となった。

シドニー時間午前10時49分(日本時間同9時49分)現在、マッコーリ ー株は5.1%安の43.69豪ドル。年初からの下落率は43%になった。UBSの シドニー在勤アナリスト、ジョナサン・モット氏は、マッコーリー株の投資判 断を「買い」から「中立」に引き下げ、今後1年の目標株価もこれまでより12 豪ドル安い48豪ドルに変更した。

マッコーリーの株価は、ニコラス・ムーア最高経営責任者(CEO)が7 月に、過去16年連続の増益が終わる可能性があるとの発言を繰り返して以来、 下落基調にある。CEOは金融市場不安定化で投資の評価損が出て、トレーデ ィング収入が抑制されると説明した。

UBSのモット氏は26日付のリポートで「世界的な信用収縮は2年目に 入ったが、緩和する兆しがほとんどない。世界の経済成長は悪化しており、弱 気市場が定着してきているようだ」と指摘。「このことは、マッコーリーの事 業と見通しを引き続き圧迫する」との見方を示した。