不動産株が下落、相次ぐ再生法申請-創建ホームは売り気配(3)

不動産株が大幅安。米サブプライム(信用 力の低い個人向け)住宅ローン問題に端を発した金融市場混乱で、民事再生法 適用の申請と上場廃止が相次いでいることで売りが広がっている。

午後零時54分現在、創建ホームズは1万4100円でストップ安(値幅制限 いっぱいの下落)売り気配。同社株式は民事再生法適用申請の前日まで6営業 日連続のストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)で推移していた。飯田産業は 前日比22円(6.7%)安の309円、ゴールドクレストは同157円(7.7%)安の 1893円。

分譲・注文住宅の企画・設計・施工を行う創建ホームズは26日、東京地裁 に民事再生手続き開始の申し立てを行い、受理されたと発表した。負債総額は 約339億円。不動産市況の悪化に伴う金融機関からの融資の引き締めや住宅販 売の不振などで経営環境が悪化し、資金繰りが行き詰った。25日には旭ホーム ズの親会社で不動産事業を手掛けるセボン(東京都新宿区)が民事再生法の適 用を申請、負債総額は621億円だった。

大和総研の綾田純也アナリストは27日付のリポートの中で創建ホームズに ついて「金融機関の融資スタンスは相応に後退していた可能性が高い。市況自 体もさらに厳しさを増すなかでの一段の値下げなども資金繰り悪化につながっ たとみられる」と指摘した。