カナダ・ドル:3週間ぶり高値、原油相場反発で-国債利回り低下

26日の外国為替市場で、カナダ・ドルは米 ドルに対し、約3週間ぶりの高値に上昇。当初下落していたこの日の原油相場 が、ハリケーン「グスタフ」がメキシコ湾に到達する恐れがあるとの予報を受 けて上昇に転じたことが手掛かりとなった。

カナダ・ドルは主要16通貨に対し、全面高の展開。国際商品は同国の輸出 収入の半分以上を占める。米国はカナダ最大の貿易相手国。

ナショナル・バンク・オブ・カナダの為替取引担当マネジングディレクタ ー、ジャック・スピッツ氏(トロント在勤)は、「カナダ・ドルは、グスタフの 影響による供給懸念を背景とする原油相場の反発から恩恵を受けている」と説 明した。同氏は年末までにカナダ・ドルが米ドルに対し、1ドル=1.08カナダ・ ドルに軟化すると予想している。

カナダ・ドルは、トロント時間午後3時(日本時間27日午前4時)現在、 前日比0.3%高の1米ドル=1.0485カナダ・ドル(1カナダ・ドル=0.9536 米ドル)。前日は1.0513カナダ・ドルだった。一時は1.0412カナダ・ドルと、 6日以来の高値に達した。この日の安値は1.0562カナダ・ドル。

カナダ2年物国債(表面利率2.75%、2010年12月償還)の利回りは、 5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.83%。価格は11セン ト上げて、99.82カナダ・ドル。10年債(表面利率4.25%、2018年6月償 還)の利回りは、3bp低下の3.55%。