欧州株:上昇、朝安から反転-消費者信頼感など米経済統計を好感

欧州株式相場は上昇。英国とドイツの景気 減速懸念が広がったことで朝方は軟調となったものの、8月の米消費者信頼感 指数がエコノミスト予想を上回ったほか、7月の米新築住宅販売件数が前月比 で増加したことを背景に反発した。

スイスの銀行UBSと、フィンランドの携帯電話メーカー、ノキアが上昇 した。固定電話ネットワーク敷設を手掛けるフランスのアルカテル・ルーセン トも高い。ユーロの対ドル相場が半年ぶり安値まで下落したことを受け、為替 差益への期待が高まった。

ダウ欧州株価指数は前日比0.2%高の282.74で終了した。同指数を構成す る18産業グループのうち12グループが上昇した。英独がリセッション(景気 後退)入りするとの懸念から、一時は1.4%下げる場面もあった。

スイスカント・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ピータ ー・ブランデル氏は、「予想よりも良好な米経済データが、英国やドイツから この日出てきた悪材料の相殺に役立った」と指摘した。

26日の西欧市場では、18市場のうち12市場で主要株価指数が上昇。ダウ 欧州50種株価指数は0.3%上げ、ダウ・ユーロ50種株価指数は0.5%上昇した。

UBSは1.5%上げた。ノキアは2.9%上昇した。

テクノロジー株

ダウ欧州株価指数を構成する産業グループのうち、テクノロジー株が値上 がり率トップ。ユーロが対ドルで下げたほか、対円では続落したことが背景。

アルカテル・ルーセントは4.7%高。ブルームバーグのデータによれば、 同社売上高のほぼ半分を米国とアジアが占める。

一方、オーストラリアの鉱山会社、BHPビリトンは1.3%下げた。同業 の英アングロ・アメリカンは2.6%安。ロンドン市場の金属相場が下落したこ とが嫌気された。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前営業日比34.9ポイント(0.6%)安の5470.7。FT オールシェア指数は同17.08ポイント(0.6%)下げて2786.12。

ドイツのDAX指数は前日比43.57ポイント(0.7%)上げ6340.52。HD AX指数は22.95ポイント(0.7%)高の3247.03。

フランスのCAC40指数は前日比12.68ポイント(0.3%)上昇し4368.55 で終了した。

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