グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。携帯電話サービス大手のチャイナ・ユニコム(中国聯 通、762 HK)の業績懸念から通信株が下げた。信用市場危機の影響への不安 で東亜銀行(23 HK)も安い。

チャイナ・ユニコムは7.1%安。2008年の設備投資額を従来予想の2倍と する方針を示したことや、CLSAによる投資判断引き下げが響いた。東亜銀 行は1.5%安。クレディ・スイス・グループが保険大手アメリカン・インターナシ ョナル・グループの赤字予想を示したことから連想売りが膨らんだ。

ハンセン指数は前日比48.13ポイント(0.2%)安の21056.66。一方、ハンセ ン中国企業株(H株)指数は0.7%高の11406.64で終了した。

チャイナ・ユニコムは13.12香港ドル。東亜銀行は30.40香港ドル。

【中国株式市況】

中国株式市場では、CSI300指数が4営業日続落となった。証券株が安 い。25日の出来高が2006年11月以来の低水準に落ち込んだことが影響して いる。

時価総額で中国最大の上場証券会社、海通証券(600837 CH)は、出来高の 減少で収益が減るとの懸念から7.8%下げた。国際線運航大手の中国国際航空 (601111 CH)は、1年8カ月ぶりの安値。人民元相場がここ4週間で最大の 下げとなるなか、海外債務の返済コストが増加するとの観測が広がった。宝山 鋼鉄(600019 CH)など鉄鋼株も安い。同社が10-12月(第4四半期)に製 品を値下げするとの一部報道が嫌気された。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比69.02ポイント(2.9%)安の2331.53で終了。

交通銀行シュローダー・ファンド・マネジメントで7億9000万ドル相当の資 産運用に携わる鄭拓氏(上海在勤)は、「7-9月(第3四半期)の企業決算 は、前の2四半期よりも悪化するだろう」とした上で、「一段安の水準で底を 探る展開となる可能性も排除できない」と述べた。

海通証は1.31元安の15.50元。中国国際航空は0.48元安の5.63元。宝山鋼 鉄は0.39元下げて6.30元。

【インド株式市況】

インド株式市場では、指標のセンセックス30種指数が軟調となった後に 持ち直し、前日比上昇で終了した。原油相場の下落で、燃料高がインフレをあ おるとの懸念が和らぎ利上げ観測が後退したことをきっかけに反転した。HD FC銀行とICICI銀行が回復を主導した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前日比31.87ポイント (0.2%)高の14482.22で終了。日中は1.1%安まで下げる場面もあった。

時価総額でインド3位の銀行、HDFC銀(HDFCB IN)は43.6ルピー (3.6%)高の1251.30ルピーと、5日以降で最大の上げとなった。資産額でイ ンド2位の銀行、ICICI銀(ICICIBC IN)は9.4ルピー(1.4%)上昇し

666.55ルピー。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比7.4ポイント(0.2%)安の5007.5。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比11.86ポイント(0.8%)安の1490.25。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比66.12ポイント(0.9%)安の6964.60。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比26.26ポイント(1%)安の2707.19。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比8.23ポイント(0.8%)安の1070.50。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比9.28ポイント(1.4%)安の668.92。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比19.68ポイント(0.9%)安の2107.55。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前営業日比15.53ポイント(0.6%)安の2637.65。