ゴールドマン:日本株回復は来年央以降-TOPIX目標1400に(2)

米証券最大手のゴールドマン・サックスは 26日、東証株価指数(TOPIX)の今後1年間の目標値を1400ポイントに引 き下げた。日本企業の収益予想を下方修正したことに伴う見通し変更。日本株 の本格回復は来年央以降と予想している。

26日付資料「景気後退下の投資戦略」によると、世界経済が減速色を強め る中、日本株には短期的な下値リスクがあると指摘した。売り上げ伸び悩みと コスト増に見舞われている日本企業の収益は、今期(2009年3月期)経常利益 で前期比11%減(従来予想5.1%減)、当期利益で同12%減(同10%減)に下 方修正した。

増益に転じると予想している来期(10年3月期)も、増益率を下方修正し ている。これに伴い従来1500ポイントとしていたTOPIX目標値を100ポイ ント(6.7%)引き下げた。日本株については「本格的な上昇基調に乗るのは企 業収益の回復傾向が鮮明になる09年半ば以降」と予測している。

ゴールドマンは年初に、TOPIX目標値をそれまでの1650から1500に 引き下げており、連続での見通し引き下げになっている。

TOPIXの終値は、前日比9.90ポイント(0.8%)安の1229.35。