午後の日本株は下げ渋る、円弱含み輸出戻り歩調-金融や小売下げ続く

午後の東京株式相場は下げ渋る展開。外 国為替相場がやや円安・ドル高方向に動いていることを受け、デンソーが上昇 転換したほかキヤノン、トヨタ自動車など輸出関連株の一角が戻り歩調。一方、 国内外における信用リスクの高まりを背景に、三井住友フィナンシャルグルー プや野村ホールディングス、オリックスといった金融株、東急不動産など不動 産株への売りは継続している。セブン&アイ・ホールディングス、イオンなど 小売株も安い。

午後1時41分時点の日経平均株価は前日比80円82銭(0.6%)安の1万 2797円84銭、TOPIXは同10.61ポイント(0.9%)安の1228.64。東証1 部の出来高は概算で9億1085万株、売買代金は9047億円。値下がり銘柄数は 1240、値上がりは378。業種別33指数は29業種が下落し、4業種が上昇。

SMBCフレンド証券投資情報部の東秀昭課長代理は、「外国人投資家が 本格的に市場に戻ってくるのはレーバーデー明けの来週だ。そのため、今週い っぱいは海外勢不在の中、明確な方向感を欠く相場展開が続きそう」と話した。

いまだ10億株届かず

この日も取引量は極めて低調で、東証1部の出来高はいまだ10億株に届 かず、売買代金も1兆円に達していない。出来高と売買代金がそろって今年最 低水準を更新した前日を下回るペースでの推移だ。

個別では、東証が上場市場を11月にも現在の1部から2部に指定替えす る公算が大きいと、26日付の日本経済新聞朝刊が伝えたグッドウィル・グルー プが東証1部の下落率1位。9月中間期配当を見送ると発表したSBIホール ディングスも値下がり率の上位に顔を出す。

半面、一部の外資系証券が前週末に高評価を示した日本板硝子などのガラ ス株、王子製紙などパルプ・紙株の一角が前日に続き買われている。

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